銀行が遭遇する未曾有の大再編成!
銀行も大再編成が行われる可能性は高い。現在、日本にある銀行は、大手銀行9行、地方銀行105行、信用金庫300弱、その他、信用組合、政府系銀行となっている。
財務基盤が弱い銀行が数多く存在して、いつ倒産してもおかしくない状況の銀行が多い。政府としては、倒産される前に合併をさせて財務基盤を高めておきたい。現在、政府は金融庁を通して各銀行に強い圧力をかけている。これによって、いまから15年間ほどで、現在の銀行の3分の2は消えてなくなるということだ。銀行同士の合併の嵐が吹き荒れることになる。
考えられる影響としては、
① 地域の支店の3分の2はなくなり、ATMのみが設置される。
② 銀行員の大量解雇が発生する。
③ 確実に利益が出ている会社にしか融資しない、
④ 製品、商品、技術、サービスに特長のない零細企業はお金を借りにくくなる、
⑤ 企業にとっても銀行を選ぶ時代となる(各銀行は自らの特長を打ち出してくる)
等が考えられる。
(2016-11-29)